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鳥の糞による塗膜損傷は保険対応か?|アルファード(MNH10) [キズへこみ・鈑金塗装・事故修理]

フード(天井)に鳥の糞が・・・、

洗車中、鳥糞が付いていて、取り除くと、
塗装面が、白っぽく腐食していた。

そんな経験はないでしょうか?

このアルファードG(MNH10)は、まさしく、この鳥糞による塗膜損傷の修理でご入庫いただきました。

鳥糞修理アルファード.jpg

それではルーフを覗いてみましょう。

鳥糞修理アルファード (2).jpg

うん、ちょっと見難いですね。

さらに拡大。

鳥糞修理アルファード (1).jpg

いかがですか?
鳥糞が、塗装面を腐食し、白っぽいまだら模様になっています。
黒色だと余計目立ちます。

下の写真がルーフを補修する様子です。

鳥糞修理アルファード (3).jpg
鳥糞修理アルファード (6).jpg

一見、鳥糞の腐食だけのようでしたが、塗装面を確認すると、
飛び石や、他の腐食も見つかって、あっちこちに下地を処理し塗装する必要がありました。



ところで、表題の「鳥糞による塗膜損傷は保険対応か?」
についてご説明したいと思います。

通常、車両保険に加入されていますと、
飛来物による損傷は保険対応となっております。

Q、それでは、鳥糞は飛来物に当てはまるのでしょうか?

A、「はい、当てはまります。」

Q、では、鳥糞による塗装面の腐食は保険で対応できるのでしょうか?

A、保険対応できる場合とできない場合があります。

これは、どういうことかといいますと、

飛来した物が直接的な原因で、当たった直後に、損傷やへこみが発生した場合は、保険の対応になりますが、鳥糞のように、落ちた直後、凹みも腐食もせず、少し時間が経ってから腐食した場合は、保険対応にはなりません。

ただし(ここからが肝心)、鳥糞が落ちた直後、直ぐ拭き取ったにも関わらず、鳥糞の成分が、塗装面に付着していて、少しずつ塗膜を侵した場合などは保険が使える可能性が高いです。

また、見難いところに鳥糞が落ちて、気が付いたときには、既に腐食していた、こんな場合も保険対応になる可能性があります。

・・・んで、今回のアルファードは、車両保険で対応できました。
(等級も変わらず次の保険料も上がりません)

※注意!上記の対応は、全ての保険会社に当てはまるものではありません。


PS、
鳥の糞や樹液等による飛来物の損傷修理は、保険会社の見解・対応も様々です。
その状況説明によっては、保険で対応できたのに出来なくなったりしてしまいます。
ですので、鳥糞や樹液等の損傷については、ご自身加入の保険代理店や修理屋さんにまずはご相談してみましょう。
ちなみに、今回の飛来物による保険金請求では、次回の保険料は上がりません。等級据え置きです。(ただし、昔と違い、最近は、各社ばらばらの対応です。一般的な国内損保会社で代理店経由で加入された場合は据え置き対応がほとんどです。)









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