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ルーフパネルの錆・腐食(パート1)|三菱RVR(E-N23WG) [キズへこみ・鈑金塗装・事故修理]

今日は、ルーフパネル錆・腐食(パート1)についてご紹介します。

車は三菱RVR(E-N23WG)です。


ルーフ錆・RVR (8).JPG


ルーフパネルの状態を見てみましょう。


ルーフ錆・RVR (6).JPG

ルーフ錆・RVR (4).JPG

ルーフ錆・RVR (3).JPG


錆を修理する場合、
この錆は、外側から発生しているのか?内側から発生しているのか?
錆の診断がかかせません。

外側の場合は、外側の錆を処理して再塗装すればOKですが、
内側の場合は、まずは内側の錆を処理して、それから外側の錆を処理しないと、腐食は再発します。

このRVRのルーフ錆・腐食の状態から、内側から発生していることが解ります。
錆を少し削ってみましょう。


ルーフ錆・RVR (9).JPG


内側の錆の浸食がひどく、鉄板には、小さな穴が空いています。

さらに一見すると、不規則に発生している錆も・・・
決まった間隔で錆びていることが解ります。

内側の何かが錆を引き起こしているんでしょうか?


早速、内側のパネルを分解して確認します!


ルーフ錆・RVR (11).JPG


ルーフの内側には、補強としてルーフレールが3本あり、
そのルーフレールの内側で錆が発生しているようです。

側面からのぞいてみると・・・


ルーフ錆・RVR (12).JPG


錆びていますね。


ルーフレールを外してみましょう。


ルーフ錆・RVR (15).JPG


ルーフレールは錆び錆で、シール(接着剤)は硬化して錆色に変化しています。

なぜ こんなことが起きるのでしょうか?


原因は、ここにあると思います・・・・


ルーフ錆・RVR (14).JPG


丸印で囲った部分をよ~く見ると、
白い矢印のパネル部分は、黒ぽい色で、
赤い矢印のパネル部分は、シルバーぽい色なのが解りますか?

私たちは、当時の生産方法に問題があると考えます。

当時、防錆処理は、ホワイトボディ(鉄板剥き出しの状態になったボディ)の状態で、
防錆液を塗装していたのだと考えられます。(今は浴槽にボディつけたり、錆び難い鉄を使ったりしている)
ですので、ルーフパネルとルーフレールの間に防錆液が付着しなかったのでしょう。
(黒っぽい色が防錆液付着・シルバーぽい色は鉄板むき出し)

日本は湿気の多い国です。
車内の湿気が、ルーフパネルとルーフレールの間のシール(接着剤)に付着し、
時間をかけて錆が発生し、腐食してしまったんだと思います。

 

 

パート2では、ルーフパネル錆修理をご紹介します。

ルーフパネルの錆・腐食!直します。
お気軽にお問い合わせください。
052-903-8439

 

RVRルーフパネル錆・腐食修理(パート1パート2

 

 


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